お見合いに関して婚活~成婚した女性への各種アンケート結果及び婚活書籍から集約したものです。
◆お見合いは緊張しますか?
・とても緊張する: 約40%
初対面や自分の印象に対するプレッシャーが大きい。
慣れるまでは緊張する方が多い。
・少し緊張する: 約35%
楽しみな気持ちもあるが、慣れるまでに不安が残る。
・あまり緊張しない: 約20%
お見合いの回数を重ねたり、話題を事前に準備しているため安心感がある。
・全く緊張しない: 約5%
余裕を持って臨める、または気軽に楽しむ姿勢を持っている。
ポイント
初回のお見合いでは女性会員様は「とても緊張する」「少し緊張する」が大半を占める傾向がありますが、経験を重ねることで緊張は減少していくケースが多いです。
「全く緊張しない」方は少数派で、自己肯定感が高かったり、お見合いの場に慣れている可能性があります。
◆お見合いの場で最初に声をかける際、好印象を与える所作や言葉
自然で感じの良いコミュニケーションが鍵となります。
好印象な所作
・自然な笑顔
優しい笑顔で相手を迎えることで、場の緊張がほぐれます。
・軽い会釈または丁寧なお辞儀
初対面の印象を大切にするため、適度な礼儀を意識します。
・姿勢を正す
背筋を伸ばし、相手を正面から見る姿勢が誠実さを伝えます。
・アイコンタクト
挨拶の際、目を合わせることで相手に安心感を与えます。
好印象な言葉
・基本的な挨拶
「本日はお時間をいただきありがとうございます」と感謝を伝える。
柔らかい笑顔を添えて名前を名乗る
「〇〇と申します。今日はお会いできてうれしいです」と丁寧に名乗ります。
・その場に関する軽い話題
「素敵な場所ですね」や「少し早めに到着していましたが、雰囲気がいいですね」など、会話のきっかけを作ります。
・相手の気遣いをうかがう
「道中お疲れではありませんでしたか?」と気配りを示します。(自然な流れでコメントすることがポイント)
・ポジティブな感想
「プロフィールを拝見して、ぜひお会いしたいと思っていました」と、相手への興味を自然に伝えます。
嫌だった所作
・無表情や無愛想な態度。
・初対面で踏み込みすぎたプライベートな質問。
・声が小さすぎたり、聞き取りにくいトーン。
最初の一言と所作は、その後の会話の流れや雰囲気を左右する重要なポイントです。落ち着いて「相手を気遣いながら楽しむ姿勢」を心がけましょう。
◆お見合いで女性が「うれしかった」「惹かれた」と感じる言葉や所作
相手への誠実な関心や気遣いが伝わるものが多いです。
惹かれる言葉
・相手を気遣う言葉
「今日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。」
「ここまで来るのに大変ではなかったですか?」
・共感や興味を示す言葉
「プロフィールを読んで、ぜひお話ししてみたいと思っていました。」
「〇〇さんの趣味、私も興味があるので聞かせていただけると嬉しいです。」
・褒め言葉
「素敵な雰囲気の方ですね。」
「お話しやすい方で安心しました。」
・ポジティブな感想
「実際にお会いして、思った以上に素敵な方ですね。」
「お話ししていると時間を忘れてしまいそうです。」
惹かれる所作
・自然な笑顔
常に穏やかな表情で接すると、場の空気が和みます。
・アイコンタクト
話を聞くときに、適度に目を合わせることで信頼感を与えます。
・しっかりとした挨拶
初めて会う場で、きちんと名前を名乗り、「本日はよろしくお願いいたします」と丁寧に挨拶する。
・姿勢や身だしなみの良さ
姿勢を正して座り、だらしなく見えないようにする。
・会話中の相づちやリアクション
相手の話を真剣に聞いていることが伝わるリアクション(うなずき、笑顔、短い相づち)を心がける。
★具体的なエピソード
「安心感を与えてくれた」 「道中のことを気遣う一言や、最初に笑顔で『楽しみにしていました』と言ってもらえて、緊張がほぐれました。」
「自分に興味を持ってくれた」 「趣味や仕事のことについて自然な流れで『それはどんなことをするんですか?』と聞かれたのが嬉しかったです。」
「一緒にいて心地よかった」 「目を見て穏やかに話してくれたり、飲み物をさりげなく勧めてくれる気遣いが魅力的でした。」
最初のお見合いでは、特別な言葉よりも「誠実さ」と「相手を尊重する姿勢」が重要です。女性にとって「この人となら安心して話せそう」と感じさせる行動を心がけましょう。
◆お見合いの場で女性が「心証が悪い」と感じた言葉や所作
無神経さや無関心、自己中心的な態度が原因となることが多いです。
心証が悪い言葉
・否定的・無神経な発言
「〇〇って、あまり興味ないんですよね。」(趣味や話題を否定)
「え、そんなことしてるんですか?」(相手を軽視するような反応)
・自己中心的な話題
「俺は忙しいから婚活の時間を作るのも大変でさ。」(最悪でした・・)
「これから数か月、仕事が忙しく、先のデートでよいですか?」(なぜ今、結婚相談所に入ったの??入会された結婚相談所の責任でもあります・・)
「前のお見合いの人は…」(過去の相手を話題にする)
・無関心・雑な受け答え
「へー」「ふーん」(興味がなさそうな反応)
「まあ、そんな感じで。」(話を打ち切るような態度)
「はい、いいえ、いやー、そうですね。」のみ繰り返し。
自分から質問しない。(受動的、そもそも社会人の応対としてどうなのか?)
・馴れ馴れしすぎる言葉
「〇〇ちゃんって呼んでいい?」
「落ち着いてベテランにみえますよね?」(失礼な質問や軽口)
・結婚観や相手への要求を押し付ける発言
「結婚したら仕事辞めますよね?」(プロフィール見てくれてるの??)
「家庭のことは全部やってほしいと思っています。」(両者働くのに?)
・心証が悪い所作
身だしなみの不備、シワだらけの服や汚れた靴、だらしない髪型など、清潔感がない。
強すぎる香水や体臭など、気遣いが足りない。
ラウンジお見合いでリュック、またはセカンドバックのみ、ベルトにポシェット
(ホテルで恥ずかしかった・・)
・挨拶や礼儀の欠如
挨拶が適当、または遅れてきても謝らない。
プロフィールを雑に扱う。(電車に忘れないの?ちゃんと頭に入れてきて)
・緊張感や真剣さが伝わらない態度
腕を組んで座る、背もたれにもたれかかるなど、姿勢が悪い。
スマホを何度も見る、会話中に時計を確認する。
・無愛想な表情や反応の薄さ
相手が話しているのに笑顔がなく、無表情。
相づちが少なく、リアクションが薄い。
・自分の経歴や収入、趣味の話ばかりを一方的に話し続ける。
相手が話す隙を与えない。
過剰な自慢や自己アピール
★具体的なエピソード
「気遣いのなさにがっかりした」 「挨拶もそこそこに自分の商社マンの海外出張の武勇伝の話ばかりされて、こちらが話すタイミングがなかった。」
「興味がなさそうな態度に傷ついた」 「目を合わせてくれず、話している間もスマホをいじられて悲しかった。」(婚活以前に基本的マナーを直すのが先?)
「無神経な発言で嫌な気分に」 「『婚活は何年目なんですか?』と聞かれたり、年齢に触れられて嫌な気持ちになりました。」
まとめ
心証が悪くなる言葉や所作の共通点は、相手へのリスペクトや思いやりが欠けていることです。特に、無神経な発言や自己中心的な態度は女性に不快感を与えるため、丁寧な言葉遣いと気遣いを忘れないことが大切です。
◆お見合いの場で女性が「気になる」と感じる所作
緊張や気遣いの欠如、または自然さの欠如が原因になることが多いです。具体的には以下のような所作が挙げられます。
気になる(不快に感じやすい)所作
・そわそわした動作
貧乏ゆすりをしている。
テーブルの上で手を叩いたり、指で何かをいじり続ける。
椅子に座っている間に何度も体を動かす。
・無意識のクセ
髪の毛を頻繁に触る、指で鼻をこする。
無意識にため息をつく。
・スマホや時計を頻繁に見る
会話中にスマホをいじる。
時計を何度も確認する。
・視線が合わない
相手の目を見ないで、壁やテーブルばかり見ている。
必要以上にキョロキョロして落ち着きがない。
・食事や飲み物のマナーが気になる
コーヒーや紅茶を音を立てて飲む。
テーブルに肘をついたり、カップやグラスを雑に扱う。
・表情が乏しい、または極端
常に無表情でリアクションが薄い。
不自然に笑いすぎたり、緊張しすぎて固まっている。
体の向きや姿勢が不自然
・椅子にもたれかかる、または前のめりすぎる。
足を組むなど、相手に対して開かれた姿勢でない。
好印象を与えやすい所作
・笑顔と適切なアイコンタクト
自然な笑顔を見せ、相手の話をしっかり聞いていると感じさせる。
目を見て頷くタイミングが良い。
・丁寧で落ち着いた動作
飲み物をゆっくり持ち上げ、カップやグラスをそっと置く。
姿勢が良く、きちんとした所作を保つ。
・共感や興味を示す動作
「へえ、そうなんですね」と共感を込めた頷きや微笑み。
自然な身振り手振りで、話に感情がこもっている。
・初対面らしい礼儀正しさ
名刺やプロフィールを受け取るときに両手を使う。
お店やスタッフへの態度が丁寧。
・自然な所作
動作がスムーズで、場に合わせた落ち着きがある。
緊張しつつも楽しんでいる雰囲気が伝わる。
★具体的なエピソード(気になる/好印象な所作)
好印象:
「プロフィールを差し出すときに『楽しみにしていました』と言いながら両手で渡してくれて、礼儀正しさを感じました。」
「2人とも緊張気味のスタートだったけど飲み物を飲むときに『こちらのお店、・・・が素敵ですね』と会話をつなげてくれて、和みました。」
気になった所作:「何度も腕時計を見られると、早く終わらせたいのかなと思って悲しかった。」
まとめ
気になる所作は相手の態度や心の状態がそのまま表れる部分です。不快な所作を避けるには、自然な振る舞いや丁寧なマナーを意識し、会話に集中していることを相手に伝えることが重要です。
◆お見合いの終わり方・帰り際で惹かれたポイント
お見合いの最後の印象は、その後の進展に大きく影響します。
女性が「この人すてき」と感じたのは、誠実さや思いやりが伝わる振る舞いがあったときです。
以下に具体的なポイントを挙げます。
好印象を与えたポイント
・自然で丁寧な挨拶
「今日はお時間をいただきありがとうございました」と丁寧にお礼を言う。
軽いお辞儀を添えて挨拶する。
・会話をまとめてくれる言葉
「とても楽しい時間を過ごせました。またお話しできるとうれしいです。」
会話の内容に触れつつ、「次もぜひ」などの前向きな一言。
・相手を気遣う言葉
「お帰りの際、気をつけてくださいね。」
「寒くなってきましたので、体調に気をつけてくださいね。」など、季節感や体調を気遣う。
・笑顔での見送り
帰り際に、自然な笑顔を見せて「またぜひ」と温かみを持って見送る。
・次に繋がる言葉
「もしまたお話しできる機会があれば、ぜひ〇〇について教えてください。」
お見合い中の話題をうまく引き継ぐ形で、自然に次回を期待させる。
・レディーファーストの所作
席を立つ際、エスコートしつつ「どうぞ」と気遣いを見せる。
ドアやエレベーターを開ける、または混雑している場面で道を譲る。
・程よい距離感での会話の締め方
相手に負担を感じさせないよう、「今日はありがとうございました」と簡潔にまとめつつ、真心を込めて伝える。
★具体的なエピソード
「次回も話したいと思えた」
「最後に『とても素敵なお話をたくさん聞けて、よい一日になりました』と言われて、彼の誠実さが伝わりました。」
「自然な気遣いに惹かれた」
「ドアを開けてくれて『今日はありがとうございました』と笑顔で言われたとき、紳士的だなと感じました。」
「相手の優しさが感じられた」
「帰り道で『少し歩きますか?』と提案され、一緒に駅まで向かう時間がとても和やかで楽しかったです。」
まとめ
お見合いの帰り際は、短い時間ながらも「あなたとの時間を大切に思っています」という気持ちを示す絶好のチャンスです。
丁寧な挨拶、笑顔、そして気遣いが女性にとって好印象を残すポイントとなります。
◆お見合いで言われて嬉しかった言葉・ベスト5
・「お会いできて本当に嬉しいです」
最初の挨拶や会話の中でさらっと言われると、相手が真剣に向き合ってくれていると感じられる。
・「とてもお話ししやすいですね」
自分との会話を楽しんでくれていると感じられる言葉。リラックスできて安心感を与える。
・「今日の〇〇(服装や小物)、素敵ですね」
外見や持ち物をさりげなく褒められると、細かいところを見てくれていると感じて好印象。
・「お話を聞いて、〇〇なところが素敵だと思いました」
自分の性格や価値観を認めてくれる具体的な褒め言葉。特に内面を褒められると嬉しい。
・「またぜひお話ししたいです」
お見合い中や終わり際に前向きな気持ちを伝えられると、次につながる期待感が高まる。
女性の感想
「本当に嬉しいと思えるのは、自分をちゃんと見てくれている実感が湧く言葉ですね。」
「『今日会えてよかったです!』と言われると、真心を感じてドキッとします。」
これらの言葉は、相手に寄り添ったり、感謝や興味を示す内容が多く、心に響きやすいものです。
◆お断りを決めた言葉や所作・ワースト5
・「結婚は考えているけど、まだ先かなと思っている」
結婚への温度差や真剣さが感じられない発言。
婚活で具体性を欠くと一気に不信感につながる。(なぜ入会したの??)
・「昔の交際相手が〇〇で…」などの過去の恋愛話
お見合いの場で前の恋人の話をするのはNG。比較されているようで気分を害する場合が多い。
・「僕はこういう〇〇が苦手なんだよね」(性格や価値観を否定する発言)
ネガティブな発言や批判的なトーンは、相手へのリスペクトが欠けている印象を与える。
・相手の話を聞かず、自分の話ばかり続ける
共感や興味を持たない態度は、会話のキャッチボールが成立せず、冷めた印象を与える。
・お会計時の態度が失礼だったり、極端に金額にこだわる
「割り勘でもよいですか?」と事務的に言われたり、支払いに対して不快感を与える言動は悪印象に直結。(割り勘でもよいと思っていますが、先に言われると・・)
やっぱり気になるその他の所作(女性コメント)
・スマホを頻繁に見る
自分との時間を大切にしていないように感じられ、失礼な印象を受ける。
・目を合わせず、終始そっけない態度
関心や誠意が感じられず、早々に「次はないな」と思われる。
・「結婚の具体的な話が出ないと、この人と未来を想像するのは難しいなと感じます。」(プレ交際に進んだ後で真剣交際に進めないと判断した人の最大の理由だと思っています・・)
・「ネガティブ発言や自分語りが続くと、価値観が合わないと思ってしまいます。」
言葉や所作の印象は、その人の誠実さや価値観を大きく左右し、結婚生活にネガティブになります。
◆次回デートに向けて気を付けるべきことと具体的な所作(前記質問と累次になりますが、キーになることが見えてくる)
・相手へのリスペクトを示す態度を心がける
初めて会ったときに明るい笑顔で「お会いできてうれしいです」と挨拶する。
相手の話をよく聞き、適度に相づちを打ちながら「それはすごいですね」「なるほど、興味深いですね」と共感を示す。
相手の趣味や仕事について具体的に質問することで関心を表す。
・清潔感と身だしなみを整える
髪型、服装、靴などに配慮し、相手に「会うために準備してきた」と感じてもらえる印象を与える。
会話中は姿勢を正し、だらしない仕草(腕を組む、テーブルに肘をつくなど)を避ける。
・時間と場所を意識して行動する
デートの待ち合わせ場所に早めに到着し、「お待たせしない」という配慮を見せる。帰り際は「今日は楽しかったです。次は〇〇してみませんか?」とポジティブに次回につながる提案をする。
・気遣いを演出する
お店や観光地で「こちらの方が眺めが良さそうですね」など、相手の居心地の良さを考えた配慮を示す。食事後に「こちらのお店はどうでしたか?」と感想を聞き、相手の意見を尊重する姿勢を見せる。
・言葉選びに注意する
具体的な言葉
「一緒にいるとすごく楽しいです」「今日は〇〇さんの話を聞いて新しい発見がありました」など、ポジティブで前向きな言葉を伝える。
「次回もぜひお会いしたいです」など、次への期待感を率直に表現する。
・感謝の気持ちを忘れない
デート中、何かしてもらったときは必ず「ありがとうございます」と伝える。
帰宅後、LINEやメールで「今日はありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしています」と感謝のメッセージを送る。
・避けるべきポイント(小さなことかもしれませんが、これらがお断りのきっかけの1つになることが多いです)
過度に自分の話ばかりすること。
お店のスタッフへの横柄な態度。
スマホを頻繁に触るなど、相手との会話に集中していない行動。
デートはお互いを知るチャンスです。
相手への気遣いや思いやりが伝わる言動を意識することで(結婚生活でも大事)、次回以降の関係がスムーズに進みます。
◆気に入っている相手でも不機嫌な表情になってしまったことがあるか?
・ある: 約 30%〜40%
婚活中は緊張やプレッシャーがかかりやすく、相手に気に入られようと無意識に感情を抑えようとする反面、緊張やストレスが表情に出てしまうこともあります。そのときの心情、体調なども一時的所作に現れることがあります。
・ない: 約 60%〜70%
婚活では相手に良い印象を与えたいという意識が強く、表情や態度を慎重にコントロールしようとする女性が多い傾向ではあります。頑張ってでも自分の感情を表に出さないことが少なくありません。
これは見極めが必要で相応にお気に入りだったお相手に元気がなさそうだった→自分に興味ないと判断し、早々なNG返事(お相手はOK)をしてチャンスを逃したとみられる事例は過去、少なくありません。
◆お見合いのお相手が着るべき服装や色
好まれる傾向がある服装を挙げます。
①スーツ(ダークカラー)
清潔感と真剣さを表現するため、スーツはお見合いでは定番です。特にダークカラー(黒、ネイビー、グレーなど)は落ち着きがあり、信頼感を与えるため、好印象を持たれやすいです。
②シャツ(白やライトブルー)
シャツはシンプルで清潔感があります。特に白やライトブルーは明るく爽やかな印象を与え、好感度が高いです。シワがないように気をつけることが大切です。ジャケット下にTシャツもはやりかもしれませんが、さまになるのはIT社長等限定的かも・・)
③ジャケット(紺やグレー、その他濃色)★
カジュアルすぎず、堅苦しくもないジャケットはお見合いにぴったりです。紺やグレー(スーツの同色から若干カジュアル色になるのがベスト)、若干落ち着いた印象を与えつつ、相手に信頼感、清潔感、高揚感を抱かせます。デート初期でも使えます。
④薄手のカーディガンやセーター(淡い色)
カジュアルかつ優しい印象を与えるアイテムです。淡い色(ベージュ、ライトグレー、パステルカラーなど)は柔らかさを感じさせ、女性に安心感を与えることができます。(今回のヒアリングで複数の方がお相手がデートでカーディアン似合ってて素敵だったと・・)
⑤革靴(黒や茶色)
理由: 清潔感と落ち着きを示すために、革靴はお見合いの場にふさわしい選択です。
黒や茶色などのシンプルなデザインが好まれます。靴はしっかりと手入れされていることが重要です。
★その他のポイント:
色の選び方: 黒やグレー、ネイビーなどのダークカラーは落ち着きや真剣さを感じさせ、パステルカラーやホワイトは清潔感や親しみやすさを与えます。色合いをバランスよく取り入れることが重要です。
フィット感: 服のサイズが自分に合っているかどうかも大事です。大きすぎず、小さすぎないフィット感が大切です。
婚活での服装は、相手に安心感を与え、清潔感と真剣さを伝えることが最も重要です。
◆婚活女性が好む相手の表情
(以下も繰り返しに近い質問ですが、定番こそ大事!女性が訴求する傾向は概ね数項目に集約される・・)
婚活において、相手の表情は非常に重要で、印象に大きな影響を与えます。30代の婚活女性が好む相手の表情について、以下のような特徴があります。
①微笑みをたたえた穏やかな表情
微笑みは親しみや安心感を与えます。
穏やかな微笑みは、相手がリラックスしていて、心を開いている印象を与えるため、心地よく感じられることが多いです。
②優しさを感じさせる目元
目元が優しく、柔らかな表情をしていると、信頼感や安心感を与えます。
目をしっかり見て会話することで、誠実さや自信を感じさせ、相手によい印象を与えます。
③真剣でありながらも柔らかい表情
お見合いや婚活において、相手が真剣に話している様子も大切ですが、あまりにも固い表情だと緊張感が伝わり、リラックスしづらいことがあります。
真剣さの中に柔らかさ(自然な笑顔)を感じる表情が好まれます。
④明るくポジティブな表情
明るい表情は、楽しい雰囲気を作り出します。会話が弾みやすく、お互いにリラックスできる空気が生まれます。特に、会話中に相手が楽しそうに笑ったり、うなずいたりすると、よい印象を与えることが多いです。
⑤丁寧な表情、配慮を感じさせる表情
会話中に軽い微笑みを浮かべながら、相手に対してリスペクトや配慮を感じさせる表情が好まれます。たとえば、相手の話にうなずいたり、目を見て話すことで、相手が話しやすくなるため、印象が良くなります。
まとめ
相手の表情においては、柔らかさ、優しさ、ポジティブさが大切です。
自然な笑顔と真摯な目線、そして柔らかい表情が相手にリラックス感を与え、お互いに良い関係を築きやすくなります。
◆婚活で嫌だと感じる表情
以下のような表情は、相手に不快感や緊張感を与え、良い印象を持たれにくくなります。
①無表情・感情が見えない顔
無表情や感情が読み取れない顔は、相手が自分に興味がない、もしくは不快に感じているのではないかと不安にさせます。
特に会話中に感情が乏しいと、相手とのコミュニケーションがうまくいかない印象を与えることがあります。
②皮肉な笑顔や冷たい微笑み
皮肉な笑顔や、冷たく感じられる微笑みは、相手に対して冷ややかな態度を示しているように感じさせます。(高スペック、高学歴に多い?)これにより、相手が不快や不安を感じることがあります。笑顔でも相手に対する思いやりが伝わらないと、誠意が感じられません。
③眉間にシワを寄せた不機嫌な表情
眉間にシワを寄せていると、相手に対して怒っている、または不満があるように見えることが多いです。これは会話中の小さな表情でも伝わりやすく、相手が気を使いすぎてしまうことがあります。リラックスした表情が求められます。(担当カウンセラーに指摘してもらいましょう)
④目を逸らす・視線を合わせない
会話中に目を逸らす、または視線を合わせないと、相手に対して不誠実、不安定、または関心がないように感じさせます。相手に対して興味を持っていることが表情に出ることは、良好なコミュニケーションを築くために重要です。
⑤目を見開きすぎている、または睨むような表情
目を見開きすぎたり、睨むような表情をすると、相手に対して威圧感を与え、不安や緊張を生じさせます。親しみや安心感を感じさせる表情とは逆に、怖い印象を与えてしまいます。
まとめ
お見合いや婚活では、穏やかな表情や柔らかい微笑みが大切です。
無表情や不機嫌な表情、冷たい微笑みなどは、相手に不安や緊張を与え、よい印象を持たれにくくなるので注意が必要です。
おまけ)
◆お相手がプロフィール写真と実物が大きく異なると感じることがありますか?
「はい」: 30%〜50%(写真と実物に差があると感じる場合)
「いいえ」: 50%〜70%(実物と写真が一致する場合)
影響:
写真と実物が大きく異なると感じた場合、相手の信頼性や誠実さに疑問を抱くことがあり、第一印象に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。特に婚活においては、初対面の印象が非常に重要なので、プロフィール写真と実際の自分に大きな違いがないよう、自然体で撮影することが望ましいとされています。
また、プロフィール写真は「過度な加工」や「極端な角度」よりも、できるだけ自分らしい姿を反映させることが好まれます。
ただし、プロフィール写真をよく見せようとする努力は誠意で真剣であり、間違いでありません、片手間に撮った写真をプロフィール写真で使うのは論外です。
◆プロフィール写真と実物が異なる場合、気になるか、または嫌だと感じるか
・40%〜50%程度の人々が「気になるけど問題はない!」と回答
気になるが大きな問題ではない:多くの人が「少し違うかな」と感じる場合でも、最終的には会話や性格、相手との相性に重きを置くため、大きな問題とはならないケースが多い。
・嫌だと感じる割合は30%〜40%程度
実物が期待と大きく異なった場合、特に写真に加工や過度な演出があったと感じる場合は、信頼感や誠実さに疑念を抱くことがあります。
通常のプロのカメラマンや写真スタジオではわきまえており、許容範囲内でベストの写真を心掛けられています。
◆お見合いはOKだったが、デートでNGとなった決め手
ワースト6は以下の通りです。
①自己中心的な態度
自分の話ばかりして相手に関心を持たない、自己中心的な態度が見受けられる場合。これにより相手が疲れてしまったり、共感を感じにくくなることが多いです。
②不誠実な言動や約束の違反
例えば、デートの予定をドタキャンしたり、複数回約束したことを守らなかった場合。信頼感が欠けると、相手は一気に興味を失うことが多いです。
③清潔感の欠如
服装や体臭、髪型、爪の手入れなど、身だしなみが整っていないと、最初はOKだったとしても、デート中に不快に感じることがあります。(自分を客観的にみれることが大事、カウンセラーに見てもらいましょう・・)
④金銭感覚のズレ
高すぎるランチやディナーのリクエスト、支払いの際に見せる態度(負担を強要するなど)。金銭的な価値観の違いが見えた場合、デート後に関係を進展させるのが難しくなります。
⑤ネガティブな発言や愚痴
自分の仕事や生活の不満、愚痴ばかりを言う場合。ポジティブなエネルギーを感じられないと、相手は一緒にいても楽しめないと感じやすいです。
⑥無神経な発言や差別的な意見
他人を見下すような言動や、特定のグループへの偏見、差別的な発言などがあった場合。これにより相手が不快に感じ、関係が一気に終わることがあります。(デートで高速道路の料金所で文句、渋滞で文句言って興ざめされた方が2名いました・・)
これらの要素がデートで明らかになると、最初の印象が良かったとしても、その後の関係を続けるのは難しくなります。
◆小さなことだけど自分にとっては大きかった」と感じるネガティブな事例
外見や言動に関する些細なポイントが、実際には大きな影響を与えることがあります。
以下はその例です。
・食べ方や食事マナー
例えば、食事中にクチャクチャ音を立てて食べる、食べ方が汚い、食べ物を残すことが多いといった小さな行動。これらは直接的な問題ではないですが、気になる場合は大きな印象を与えることがあります。
・スマホを頻繁に見る
デート中に頻繁にスマホを見ている、返信に時間がかかる、会話中にスマホを触り続けるなど。これが、相手に対して「自分が重要ではない」と感じさせてしまうことがあります。
・感謝の気持ちが薄い
デート後に「ありがとう」の一言がない、些細なことでも感謝の気持ちを表さない。これが積もり積もると、相手への印象が悪くなることがあります。
・会話がワンパターンで盛り上がらない
デート中に会話が続かず、同じような内容を繰り返す。例えば、仕事や趣味の話ばかりで、相手のことを知ろうとしない姿勢が見えると、心地よい会話ができません。
・歩き方や立ち姿勢
あまりにもだらしない歩き方や立ち方、姿勢が悪いこと。これも一見小さな問題ですが、相手が不快に感じることがあります。
・デート中に他人を悪く言う
他の人や自分の周りの人を否定的に話すことで、相手に対して不安や不快感を与えることがあります。特に、デート相手にまでそのような話題を振ってしまうと、印象が悪くなることが多いです。
・話が長すぎる、または逆に一言も話さない
自分ばかりが話す、あるいは全く話さない。会話のバランスが悪いと、相手は疎外感を感じてしまいます。
これらの小さな事例が、最初は気にならなくても、回を重ねるうちに大きな障害となり、最終的に「合わない」と感じることがあります。
◆真剣交際に至った決め手で多かった項目
・居心地の良さ
交際相手との一緒に過ごしているときの居心地の良さが大きな決め手となったという意見が多く見受けられました。この感覚は、相手と自然体でいられることや、安心感を感じることから得られます
・相手の真剣さが伝わった
相手が結婚に対して真剣であることが伝わることは、真剣交際を決めるための大きな要因のひとつです。特に、お互いの意見や価値観をしっかり擦り合わせてくれる姿勢が重要です
・コミュニケーションのしっかりとしたやり取り
交際を進める中で、相手とのコミュニケーションが円滑であることが決め手となる場合が多いです。特に、誠実な会話や頻繁な連絡を取る姿勢が好まれる傾向にあります
・お互いのライフスタイルや価値観の一致
将来に対する考えやライフスタイルの方向性が一致することも大きな要因となります。例えば、結婚後の生活や子どもについての考え方が一致することが、交際を進める決め手となります
これらの要素が組み合わさった時、30代女性は真剣交際に進む傾向が強いと言えます。
◆逆に真剣交際に踏み切れなかった一番のポイント
ワースト5です。
①価値観の不一致
価値観が大きく異なる場合、特に結婚観やライフスタイル、家庭に対する考え方が合わないと、真剣交際に進むことが難しくなります。たとえば、結婚後の働き方や子どもについての考えが合わない場合です。
注意すべきはこれらの話し合いがデートを重ねてもほとんどなされず(男性側から話題が出ず)不安になり、お断りになる例が少なくありません。
②コミュニケーションの不足
会話が続かない、または誠実でない場合、真剣交際に至るのが難しくなります。
特に、相手が感情をうまく表現できなかったり、意図的に情報を隠している感じがすると、信頼が築けないため関係が進展しません。
③生活スタイルが合わない
日常的なライフスタイルや趣味の不一致も決め手になります。たとえば、忙しい生活を送っている相手が、家庭や週末の時間を大切にしたいと思っていると、相手のペースに合わせることが難しく、交際を続けることができないと感じる場合があります。
④外見や振る舞いに対する印象
外見や振る舞いが予想と大きく異なる場合も、交際を続ける決断ができなくなる原因になります。
特に、初対面での印象が悪かったり、服装やマナーが自分と合わなかったりすると、関係が進展しにくくなります。(服装が心配な人はカウンセラーに聞きましょう。)
⑤相手の気持ちの不明確さ
相手が本当に結婚を考えているのか不明確な場合、交際に進む決断を避けることが多いです。
例えば、交際を重ねても、将来の話を避けたり、結婚に対して具体的なビジョンを示さなかったりする場合です。
これらの要素は、婚活で交際を進める上で非常に重要なポイントとなり、相手との不一致や関係の不安定さが真剣交際に至ることを妨げる主な原因となります。
◆結婚相談所での恋愛についてどう考えているか
意見がわかれるところです・・
恋愛についての考え方は人それぞれ異なりますが、30代前半くらいまでの婚活女性の多くは「恋愛感情をしっかりと育むこと」を重視はしています。
その一方で、結婚前に恋愛感情がしっかりと育たない場合でも、結婚後にお互いの理解や絆を深めていけるとおっしゃられる方が少なくありません。
つまり、恋愛感情が最初から深くなくても、結婚後に一緒に過ごす中で培っていくスタンスも受け入れています
また、婚活においては「感情よりも生活基盤や将来のビジョンを重視する」という意見も多いです。相手との価値観や将来の方向性を共に歩むことが、結婚後に深い恋愛感情に発展する可能性があるため、最初から恋愛感情を重視しすぎないという考え方も見られます。
結婚に至る前に感情が深まらなくても、お互いを尊重し、絆を築いていくことができるというアプローチがあることを認識するのがよいです。
★まとめ
婚活ではお見合いから交際、真剣交際、成婚に至るまで、各段階での信頼関係の構築が鍵となります。お見合いでは第一印象が大切で、誠実さや気遣いが伝わる所作や会話が好印象を与えます。
交際に進むと、相手の価値観や考えを理解し、共感やサポートを通じて関係を深めることが求められます。
真剣交際では将来への具体的なビジョンを共有し、互いの意思確認を行うことが重要です。
そして成婚に向けては、相手を思いやる姿勢と共に柔軟なコミュニケーションを重ねることが成功の秘訣です。
以上、調査結果を列記しましたが、傾向は何点かに集約される傾向にあり、難解な実現不可能な内容ではありません。自分にできることから確実に見直していくことが、真剣交際や成婚への確実なステップアップに直結します。参考にしてみてください。
アンケート以外で参考にした書籍:
『初対面で好印象を与える話し方・聞き方』著: 松本幸夫
『婚活の心理学』著: 清水均
『恋愛・婚活で好かれるためのマナー&立ち居振る舞い』著: 山田宏
『メラビアンの法則』著: アルバート・メラビアン
『恋愛心理学』著: ロバート・チャルディーニ